ひざに水が溜まった時の注意点 2020.02.03 HOME ブログ ひざの痛み ひざに水が溜まった時の注意点 ひざに水が溜まった時の注意点 ひざ関節には正常な場合でもごく少量の水(関節液)はあります。それが、なんらかの原因で関節液が溜まってしまっても、関節の炎症が治まった後、適度な運動をする事で関節液が循環し関節液の分泌と吸収のバランスが正常に戻れば、自然な状態に戻っていきます。 ですので、ひざに水が溜まっていても腫れが無く痛みもない時には、無理をしない程度に平坦な場所を歩き、足のマッサージやストレッチをすることが治療の近道と言われています。 また適度な運動をする事でダイエットにもなり、体重が減る事でひざへの負担が軽減され、繰り返しひざに水が溜まりにくくなり根本的な対策にもなるのでおススメです。 では、実際にどのような点に注意して運動を行うと良いかに関して説明していきたいと思います。 ひざの水を抜いた後や、痛み止めを打った後の注意 水を抜いた後や、痛み止めの注射を打った後は、痛みが治まる為、多くの方が治ったと勘違いし、普段通りの生活や無理な運動等をしてしまう事も多いようです。 しかし一時的に水を抜いたことで、違和感が減ったり、痛み止めにより痛みを抑えたりしているだけで、根本の原因は解決されていない為、注意が必要です。 ひざに水が溜まり腫れぼったく炎症を起こしている時にやってはいけない事 ひざに炎症があり、熱をもったりしている際には、温熱療法や強い刺激を与える事は絶対に避けて下さい。 ひざの筋肉不足が原因と考えて、過度な運動や筋肉トレーニングを始める人がおられますが、ひざが炎症している状態での過度な運動や筋肉トレーニングも絶対に行ってはいけません。ひざに水が溜まっているのは、ひざに負担が溜まった結果なのです。 特にひざに熱を持っている場合には、まず医師へ相談する事をおススメ致します。 ひざサポーターと杖の併用がおススメ? ひざに水が溜まった状態の時は、ひざのお皿(膝蓋骨)が浮いたように感じ、何か入っているような違和感があります。 そんなとき、ひざのお皿を固定できて、ひざのぐらつきを抑える機能があるひざサポーターで、ひざを安定させる事でひざへの負担を減らしてくれます。さらに、ひざサポーターで適度に圧迫する事で、関節内の水の吸収を促してくれますのでおススメです。 また、歩く際に杖を使用する事で、足(特にひざ)に掛かる負担を分散出来、歩く際に発生するひざの動揺を制限してくれるため、ひざサポーターと併用するとより効果的です。 免責事項 このサイトは、膝痛に関する情報提供を目的としております。 ■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての膝関節症について効果を保証するものではありません。 ■ 膝痛には様々な原因がありますが、まれに重大な病気やケガなどが原因となっている場合があります。万が一そのような病気やケガが発見された場合は、医師の指示に従い、原因となっている病気やケガの治療に専念してください。 ■ あらゆる病気やケガの回復には個人差がありますので、効果の保証は致しかねます。ご自身の責任においてご参考ください。 ■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。 【理学療法士監修】寺﨑 裕亮 Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it ひざの痛み ひざの痛み ひざに水が溜まった時の4つの対処法 ひざに水が溜まった際にできるマッサージやストレッチ 関連記事一覧 ひざサポーターの選び方 2020.02.17 何でひざが痛くなるの!? 2018.07.01 ひざ痛の進行度合い 2019.07.29 関節のトラブルと筋肉の柔軟性の関係 2019.09.02