はちみつしょうが酒で体温上昇

はちみつしょうが酒で体温上昇

冷え性の改善に効果があると言われている生姜は、体の冷えで悩む方にも人気の高い食材です。
毎朝しょうが紅茶を飲んだり、お料理に生姜を多く使っているという方も多いですよね。そんな生姜を美味しくいただく方法のひとつに、しょうが酒があります。
今回は自宅で簡単に作れる、「はちみつしょうが酒」の作り方をお教えします。

しょうが酒を飲んで冷え性知らずの体に

ジンジャーエールやしょうが紅茶が好きな方でも、しょうが酒はあまり飲んだことがないかもしれませんね。でも「しょうがざけ」という、俳句の冬の季語があるように、日本人は昔からしょうが酒を楽しんできたようです。

生姜には強い抗酸化作用や、痛みを抑制する鎮痛鎮静作用があり、ひざ痛の改善にも効果があると言われている食品です。その中でもひざ痛などの関節痛によく効く薬効と言えるのが、体温を上昇させる力です。

私たちの体は体温が下がると色々な臓器や機能の働きが低下して、痛みや病気が発生します。ですから体温を上げてくれる働きのある生姜は、痛みを軽減するのにとても有効な食べ物なのです。

生姜の有効成分はアルコールに溶けやすい性質を持っているので、生姜をお酒に漬け込んで作るしょうが酒は、まさに生姜の薬効をあますことなく享受できる絶好のレシピと言っていいでしょう。

今回ご紹介するのは、はちみつを一緒に入れて作る「はちみつしょうが酒」です。

「はちみつしょうが酒」の作り方

①.用意するのは生姜200gと1.8Lの焼酎(ホワイトリカーなど)、それにはちみつが1カップです。

作ったはちみつしょうが酒を保存する耐熱用保存瓶は、腐敗を防ぐために熱湯消毒かアルコール消毒をして、しっかりと乾燥させておいてください。

②.生姜は水で良く洗って水分を拭き取り、適当な厚さにスライスしておきます。皮が気になるようなら剥いてもかまいませんが、生姜の辛味成分は皮のすぐ近くにあるので、つけたまま使うのがおすすめです。

③.小鍋にはちみつを入れ、沸騰しないように弱火で温め、サラサラしてきたらスライスした生姜を入れます。そのまま加熱して生姜がしんなりしてきたら火を止めます。

④.保存瓶に鍋の中身を移し、分量の焼酎を注ぎます。ふたをして冷暗所に保存し、1ヶ月程度寝かしておくと飲み頃になります。

作ってすぐに飲むこともできますが、少し生姜の刺激が強いかもしれません。

出来上がったはちみつしょうが酒は、1日におちょこ1杯、30mlを目安に飲みましょう。
3ヶ月程度も続けて飲めば、かなりのひざ痛改善効果が期待できるそうです。

そのままでも飲めますが、アレンジを加えていろいろと楽しんでみるとより続けやすいですね。

夏は炭酸水で割ってハイボールのようにスッキリと、冬はお湯割りにしたり、甘いホットミルクティーに混ぜて飲むと、チャイのような美味しさになります。ホットレモネードと割って飲むのもなかなかの美味しさですよ。

でも体に良いからと言ってやはり飲みすぎは良くありません。目安量を基準に、適度に楽しんでくださいね。体がポカポカ温まって、ぐっすりと眠れますように。

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【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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