「わかめヨーグルト」で骨密度アップ

「わかめヨーグルト」で骨密度アップ

お味噌汁の具として使うことが多いわかめは、ミネラルや食物繊維がたっぷりの健康食材です。低カロリーなので、ダイエットの味方として利用されることもありますね。
海藻サラダや酢の物、煮物などにしても美味しい海からの贈り物ですが、意外なものと組み合わせると、ひざ痛の方にも嬉しい効果が期待できるんです。
今回はそんな、わかめとひざ痛に関するお話をお届けします。

わかめヨーグルトでひざ痛改善をサポート

わかめにはカルシウムマグネシウムリン亜鉛ヨードなどの微量ミネラルが豊富に含まれています。ミネラルは私たちが健康を保つために欠かせない、とても大切な栄養分です。

骨を強くするカルシウムとともに、カルシウムが骨に沈着するのを助けてくれるビタミンKも含有しているので、骨粗しょう症の予防にも効果的です。

またわかめのヌルヌルのもとであるアルギン酸は、水に溶ける食物繊維で、血液中の余分なナトリウムを吸着して体の外に追い出したり、腸内の消化酵素の働きを活発にしてくれます。そのおかけで血圧が低下したり、血中コレステロール値が下がりますし、むくみや便秘の解消にも役立ちます。

わかめにはアルギン酸のような水に溶ける食物繊維と、水に溶けない食物繊維のセルロースなどが両方含まれていて、質の良い食物繊維がたくさん含まれていると言われています。

そんなわかめの栄養素を生かすのが、腸活でおなじみのヨーグルトです。そんな組み合わせは聞いたことがないと驚かれるかもしれませんね。でもこの食べ方は、とても理にかなっているんです。

ヨーグルトの乳酸菌には、わかめに含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を、吸収しやすくしてくれる働きがあります。
ですからこの2つを一緒に食べることで、関節痛の改善に役立つカルシウムとマグネシウムを、効率良く摂ることができるというわけです。
しかも低カロリーですから、減量をしなければならないひざ痛をお持ちの方でも、罪悪感なく安心して食べられます。

「わかめヨーグルト」の作り方

①.乾燥わかめなら約2g、生わかめなら20gに、プレーンヨーグルト150ml分を良く混ぜ合わせるだけです。乾燥わかめはあらかじめ水で戻して、塩蔵わかめなら水で良く洗って塩分を落としてから、細かく刻んで使います。

この量を1日1回食べるようにすると、次第に骨密度も上がってひざ痛も良くなってくるそうです。

※このままで食べづらい方は、お好みではちみつやゴマ、健康効果の高いきなこなどをかけて食べると、食べやすくなるかもしれません。また塩ひとつまみを入れて混ぜると、味が締まり、わかめサラダ感覚で食べられます。ラー油と煎りゴマ、かつお節を入れて食べるのも、意外なおいしさですよ。

作ったわかめヨーグルトは、すぐに食べきるようにして、作り置きはしないでくださいね。
海の恵みである栄養の宝庫わかめを、相性バツグンのヨーグルトと一緒に食べて、毎日元気に歩いたり運動したりしましょう。

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【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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