足湯の効果について 2020.02.24 HOME ブログ ひざ治療 足湯の効果について 足湯の効果について 足湯は好きですか? 観光スポットや温泉施設などでのんびりと足湯を楽しむ方を見ると、本当に気持ちよさそうですよね。でもこの足湯、気持ち良いだけではなくて、実は驚くほどの健康効果を持っているんです。 今回はそんな、足湯の持つすごい力についてのお話をお届けします。 足湯で血行促進&デトックス 血行が悪くなると、体中のあらゆるところに不調が出ることはご存知ですよね。血行改善のための健康法が、マスメディアでも事あるごとに紹介されています。 夏でもシャワーですませるのではなく、浴槽にお湯を張って入浴する方がいい、などというのはもう常識です。時間をかけて半身浴を楽しんだり、温泉巡りが趣味という方も増えています。 しかしここで驚きの事実が! 実は普通の入浴よりも足湯の方が、全身を温める効果が高いのだそうです。 足は第二の心臓と言われ、全身を巡って流れてきた血液を、また心臓に送り返すためのポンプの役割をしています。 足を温めることで血液も温まり、その血液が体を回ることで、効率よく冷えを解消することができるのです。同じことを全身浴でやろうとすると、その前にのぼせてしまいます。 冷えが取れるとさまざまな臓器の機能が上がりますが、特に肝臓や腎臓の機能が高まり、老廃物が流れてデトックスができたり、水分代謝が良くなってむくみが取れたりします。もちろん体内の循環が良くなり、足に溜まりやすい毒素が流れることで、関節痛の改善にも良い効果が期待できます。 足湯による効果としては、動脈硬化の改善や血圧低下、足の痛みの軽減、血管年齢の若返り、ストレスの軽減、自律神経の調整、免疫物質の活性化や増加による免疫力の増強などなど、たくさんのメリットが謳われています。 自宅で簡単にできる足湯の方法 こんなに良いことだらけの足湯。ぜひ自宅でも行ってみませんか? 具体的な方法は次の通りです。 ①ふくらはぎまで入る深めのバケツや桶などの容器を用意し、腰をかけるイスや足を拭くタオル、差し湯用のお湯などを揃えたら、最初は38度くらいのお湯を容器に入れて足を入れます。 ※手で触ると少しぬるいと感じる程度の温度です。 ②両足をつけてぬるくなったと感じたら差し湯をし、徐々に42度から43度くらいの、少し熱いくらいの温度になるまで上げていきます。できれば45分以上は続けるとより効果的です。 ※足湯をしている間は上半身は寒くないようにして、ひざにバスタオルや小さめの毛布などをかけておくといいでしょう。 足湯には体内の毒出し効果があるので、ドロっとした汗が出たり、お湯がドロドロになることもあります。老廃物が出ているということなので、デトックスできたと実感できますね。 足湯が終わったあとは、足を冷やさないように長めの靴下を履くなどして保温し、水分の補給も忘れずにしてください。 毎回45分続けるのは難しくても、10分から20分でも血行促進効果は得られます。都合のつくときはできるだけ足湯をするようにして、読書など楽しみながら全身ぽかぽかになってくださいね。 免責事項 このサイトは、膝痛に関する情報提供を目的としております。 ■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての膝関節症について効果を保証するものではありません。 ■ 膝痛には様々な原因がありますが、まれに重大な病気やケガなどが原因となっている場合があります。万が一そのような病気やケガが発見された場合は、医師の指示に従い、原因となっている病気やケガの治療に専念してください。 ■ あらゆる病気やケガの回復には個人差がありますので、効果の保証は致しかねます。ご自身の責任においてご参考ください。 ■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。 【理学療法士監修】寺﨑 裕亮 Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it ひざ治療 ひざ治療 ひざサポーターの選び方 ひざの痛みに良い食べ物と注意したい食べ物 関連記事一覧 湿布の正しい使い方 2019.09.09 ひざ裏もみで血行を促進 2019.11.18 「しょうがミルク」で冷えを撃退 2020.04.13 ゆずは食べるクスリ 2020.03.16