腱鞘炎の時に入浴はどうしたら良い?おすすめの方法

腱鞘炎(けんしょうえん)

腱鞘炎のセルフケアの1つとしておすすめしたいのが、入浴です。

入浴すると筋肉が緩んで血行が促進され、新陳代謝が活発になって、傷ついた組織の回復が早くなります。

そこで本日は、腱鞘炎の時の入浴方法についてお伝えさせて頂きます。

腱鞘炎の時のおすすめの入浴方法とは?


腱鞘炎の初期症状で、動かした時だけズキズキとした痛みや熱を感じるような時には、患部を温めるのではなく、むしろ冷やした方が効果的です。

腱鞘炎の炎症部分に熱が加えられることによって、さらに炎症が悪化してしまいますので、腱鞘炎の初期症状の時はまずは患部を冷やしましょう。

その場合、入浴時には水温低めのシャワーを当てるなどして、腫れや痛みが治まって安定した状態になってから、湯船に浸かるようにしましょう。

入浴の際の注意事項

入浴する時に必ず守ってほしいのは、湯船の中で患部をマッサージしないことです。

湯船に浸かっている時、痛みを和らげようとしてつい患部をこすってしまいがちになります。

しかし、湯船の中では水圧がありますので、その負担によって筋肉をよけいに疲れさせてしまいます。

つまり、水圧の加わった状態でさらにマッサージをすると、強いマッサージから生じる「揉み痛み」と同じ症状になってしまい、腱鞘炎には逆効果です。

入浴中の患部マッサージは厳禁なので、気を付けてください。

痛みがひどい時は入浴は避けるべき

また、腫れや痛みがひどい時には、血行が促進されることで症状が悪化してしまいますので、入浴はしないようにしましょう。

ちなみにステロイド剤を注射した当日は、入浴禁止を言い渡されることがあるように、入浴の可否について医師の判断があれば、それに従ってください。

薬用入浴剤を使用するのも効果的

入浴で血行をより促進するためには、鎮痛作用や血行促進作用のある薬用入浴剤を使用するのも効果的です。よく知られている生薬としては「当帰」「芍薬」がありますので、成分をチェックして購入するとよいです。

ほかにも、リラックスして緊張をほぐすという面では、アロマやハーブを使った入浴方法もよいでしょう。

腱鞘炎が慢性化の場合はバスソルト

腱鞘炎が慢性化している場合で、冬季に体が冷えやすい方は、バスソルト入浴もおすすめです。

バスソルトには強い発汗作用があるだけでなく、塩に含まれているマグネシウムが冷えてこわばってしまった筋肉を和らげてくれます。

入浴中にツボ押しもおすすめ


また、入浴中に腱鞘炎の改善に効果のあるツボを押すのも、おすすめです。

たとえば、親指の付け根にあるくぼみに「陽渓」というツボがありますが、湯船に浸かりながら、気持ちがいいと感じるくらいの強さで5秒くらい押したり、ゆっくり円を描くように刺激したりしてみます。

ツボは毎日刺激していることで、体調の変化が感じやすくなりますので、入浴時に押す習慣を身につけるとよいですね。

腱鞘炎の症状によっては入浴が効果的

このように、腱鞘炎の症状によっては入浴が効果的ですが、入浴する時間がなかったり、1日何回も患部を温めたいという方は、患部をお湯に浸すだけでも楽になるでしょう。

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【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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