腰痛が起こるのは太り過ぎが原因?腰痛解消とダイエット方法を公開

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腰痛(ようつう)

40歳を過ぎれば、「肉のつき方が若い頃と違うな」と感じる瞬間は多くの人に訪れるものですが、太り過ぎが原因で健康が損なわれることがあるため注意が必要です。

例えば、「腰痛」、連日のデスクワークや立ち仕事が原因と思いきや、実は、太り過ぎで腰に痛みが生じていることもあります。

腰痛にダイエットが必要なのはなぜ?

実際のところ、ダイエットが必要な太り過ぎの方の多くが腰痛に悩まされています。

その原因には、「腰への負担」と「重心のズレ」が挙げられます。

体重によって腰に負担がかかり過ぎる

まず、体重が重い人は普通体型の方以上に、身体を支える腰に負担がかかり過ぎる傾向があります。

腰部は「ひねる」「反る」「ねじる」等の動作や姿勢を保つ際の要となる部位です。

つまり、日常生活の中で特に負担がかかりやすい部分と言えますが、そこに重量が加わることでさらに腰へのダメージは大きなものとなります。

太り過ぎで腰が反り気味に

また、太り過ぎでお腹が前につき出していると、重たいお腹を支えるために重心が前にずれて反り腰気味になります。

反り腰とは「腰椎の前弯が強くなっている状態」です。

これにより腰回りの筋肉が緊張状態となり、結果的に腰痛が引き起こされるのです。

目指せ!ダイエットで腰痛解消

太り過ぎによる腰痛が疑われる場合、ダイエットによって腰の痛みを解消できるかもしれません。

ひと口に「ダイエット」といってもその方法は様々ですが、腰痛改善を目的とするならば単に減量すれば良いというわけではありません。

例えば、食事制限によるダイエットは筋肉や骨の弱体化につながり、これにより腰痛が悪化する危険性があります。

ダイエットで腰痛を改善させたいなら、必要な筋肉を維持しながら体重をコントロールしなければなりません。

腰痛解消ダイエット① ストレッチ

ストレッチを行うことで、全身の筋肉をほぐし、血流改善を促しましょう。

■ 背中を伸ばすストレッチ
① 正座の姿勢で、床に手をつきます。
② そのまま両手を前に滑らせて額が床に密着する寸前まで両腕を伸ばします。このとき、お尻とかかとをくっつけたままにしましょう
③ ②の姿勢のまま、深呼吸を8回繰り返します。
④ その後、両手を①の位置に戻しながら身体を起こします。
そして、深呼吸を8回行います。

腰痛解消ダイエット② 体幹トレーニング

体幹を鍛えることで、正しい姿勢を維持するための筋肉を鍛えると共に、脂肪を燃焼させましょう。

■ プランク
うつ伏せの状態から、前腕と爪先を立てて身体を支えます。
これを30秒、1日2回行います。

このとき、頭からお尻にかけてのラインが一直線になっていることを意識しましょう。

いかがでしたでしょうか?

日々の中にこうした腰痛解消ダイエットを取り入れるだけでも痛みがマシになる場合もありますし、今後の腰痛予防にもなります。

2つの動作を行っても10分も掛かりませんので、ぜひ毎日実践するようにしてください。

免責事項
このサイトは、腰痛に関する情報提供を目的としております。
■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての腰痛について効果を保証するものではありません。
■ 腰痛には様々な原因がありますが、まれに重大な病気やケガなどが原因となっている場合があります。万が一そのような病気やケガが発見された場合は、医師の指示に従い、原因となっている病気やケガの治療に専念してください。
■ あらゆる病気やケガの回復には個人差がありますので、効果の保証は致しかねます。ご自身の責任においてご参考ください。
■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。

【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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