腰の右側が痛い時は内臓の不調かも!?3つの原因を解説

腰痛(ようつう)

日本人にとって「腰痛」は、もはや国民病といっても過言ではありませんが、具体的にどのような症状が出るかは人それぞれです。

腰が重だるく感じる方、時おり刺すような痛みのある方、腰の片側だけが痛む方・・・まさに十人十色ですが、内臓の不調によって生じる腰の右側の痛み等、必ずしも腰が原因ではない痛みもあります。

ここでは、腰の痛みの出方から、身体のどこにダメージが生じているかを考えてみましょう

腰痛は様々な身体の不調のサイン

ひと口に「腰痛」といっても、すべてのケースで腰に原因があるというわけではありません。

腰以外の不調によって腰回りに痛みやしびれ、重だるさが感じられることもあります。

腰痛を伴う不調の例には、以下の通り様々あります。

✓ 腰椎に歪みが生じている
✓ 腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、側湾症など、腰椎の病気
✓ 筋肉が炎症を起こしていたり、筋線維に断裂などの損傷が生じていたりする
✓ 関節に炎症や損傷が生じている
✓ 腸や腎臓、子宮などの内臓の疲労や病気
✓ 骨盤に歪みが生じている

特に、腰の片側だけに痛みが生じるような特徴的な痛みが感じられる場合、内臓系の不調が疑われるため注意が必要です。

右側だけの腰痛は内臓に問題?腰の痛みの出方から考える身体の不調

ここからは、右側だけに感じる腰痛の原因について考えていきましょう。

痛みの特徴から、身体のどこに原因があるかを探ります。

筋肉が原因の腰痛

筋肉による腰痛の原因の大半は、「血行不良」です。

座りっぱなしの姿勢など、何らかの原因で腰回りの筋肉の血流が悪くなると、筋肉は柔軟性を失い、ちょっとしたことで筋線維にダメージが生じるようになります。

具体的に、以下のような痛みが感じられる腰痛は筋肉が原因となっている可能性があります。

・ 朝よりも夜に腰が重だるく感じられる
・ 動き始めに、腰にズキッという痛みを感じる
・ 腰痛症状以外に、太ももの裏やふくらはぎが張っている感じがする
・ 左側と比べて、右腰が極端に冷たい、または熱を持っている

筋肉が原因の腰痛は、血行不良の改善によって改善されます。

血流が正常になることにより筋肉が正常な柔軟性を取り戻すと、腰痛は治まり、その後痛みを繰り返しにくくなります。

血行不良を改善させるため、日常生活においては、「ふくらはぎ・膝の裏・太ももの裏をマッサージする」「足を組む動作など、片方の腰の筋肉を引っ張ることを控える」「こまめに水分をとる」を意識的に実践してみましょう。

内臓疲労による腰痛

強い腹痛と腰痛が併発している場合には内臓疾患が疑われますので、早急に受診しましょう。

強い腹痛と言わないまでも、何となく腰だけでなくお腹に痛みがあるような感じがある場合、内臓疲労による腰痛の可能性があります。

内臓疲労がある場合、臓器が重みで下がってきてしまい、これにより腰の筋肉や神経が圧迫されることによって痛みが生じます。

また、便秘気味の方であれば、腸が膨らむことで筋肉や神経を圧迫し、やはり腰痛症状が出ます。

以下にお心当たりがある場合、その腰痛は腎臓や腸、卵巣といった内臓に原因があるかもしれません。

・ 右の腰に重い痛みがある
・ 油っぽいもの、塩辛いものが好き
・ 便秘気味である
・ むくみが激しい
・ 日によって痛みの程度に差がある
・ 排卵痛がある(女性の場合)

内臓疲労を解消するには、「砂糖や塩分、油物を控える」「ナトリウム・カリウムを意識的に摂取する」等が効果的です。

骨盤の歪みによる腰痛

また、妊娠や出産、普段の姿勢などで骨盤が歪み、腰痛が生じていることも考えられます。

骨盤の歪みによる腰痛の特徴は、腰の下部、お尻の近くにピリッとした痛みが生じることです。

一般的に、靴の裏の減りが左右で違う方は、骨盤に歪みがあります。

骨盤の歪みは「足を組まない」「骨盤矯正をする」といった取り組みによって解消されます。

免責事項
このサイトは、腰痛に関する情報提供を目的としております。
■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての腰痛について効果を保証するものではありません。
■ 腰痛には様々な原因がありますが、まれに重大な病気やケガなどが原因となっている場合があります。万が一そのような病気やケガが発見された場合は、医師の指示に従い、原因となっている病気やケガの治療に専念してください。
■ あらゆる病気やケガの回復には個人差がありますので、効果の保証は致しかねます。ご自身の責任においてご参考ください。
■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。

【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

関連記事一覧

カテゴリー一覧