ゆずは食べるクスリ 2020.03.16 HOME ブログ ひざ治療 ゆずは食べるクスリ ゆずは食べるクスリ 冬至の日にゆず湯に入ると一年中風邪をひかない。 昔からあるこんな言い伝えに、冬至にはお風呂のお湯にゆずを浮かべるというご家庭も多いのではないでしょうか。 なぜこんな風習が生まれたかというと、ゆず湯には血行を促進して体を芯からあたためるという効能があるからです。 今回は「食べるクスリ」とも言われる、ゆずに関するお話をお届けします。 ゆずには健康にうれしい効果がたくさん 秋から冬にかけて、お料理の引き立て役として使われることが多いゆず。鮮やかな黄色と爽やかな香りで私たちを楽しませてくれますよね。 ゆずは捨てるところがないと言われ、実も皮も種もすべてを利用できます。昔の人はゆずの種を刻んで、痛いところに貼ったりしていたそうです。今で言う湿布のようなものかもしれませんね。 実はゆずの種に含まれるテルペンやリモネン、ノミリン、フラボノイド、皮に含まれるヘスペリジンには、血行を促進して痛みを発生させる原因物質を流し、炎症を抑える働きがあるのだそうです。 テルペンには強い抗酸化作用もあり、痛みの発生原因となる活性酸素を除去する力があることもわかっています。昔の人はこうしたことを、経験から知っていたのですね。 また果実にはリモネン、クエン酸、ビタミンC、リンゴ酸が豊富で、疲労回復に役立ちますし、クエン酸、ビタミン、その他の成分が相乗的に働いて、関節炎の腫れやひざ痛、腰痛、神経痛などの炎症性の痛みをやわらげる働きもあるとされています。 関節の痛みだけを考えても、こんなに有効な成分がたくさんのゆずですが、抗酸化、血行改善、整腸、血糖値やコレステロール値の正常化、美白や皮膚の保水など、健康にも美容にも役立つとても優秀な食材です。 とくに皮の部分に有効成分がたくさん含まれていますので、ピールやジャムにするなどして、無駄なく上手に使いたいですね。 おススメのゆずレシピ 【ゆずのはちみつ漬け】 スライスしたゆずをはちみつ漬けにしておけば、簡単においしいゆずドリンクが作れますし、もちろんそのまま食べても美味しいです。 ゆず味噌にしたり、白菜のお漬物に入れても香りが引きたちますね。 【ゆずドレッシング】 ゆず果汁とオリーブオイル、塩コショウで作るゆずドレッシングも、野菜だけではなく魚料理や肉料理など何にでも合う美味しさです。入れる材料や量を工夫して、お好みのドレッシングを作ってみてください。 【ゆず鍋】 寒い冬にぴったりのゆず鍋もおすすめです。豚肉、ねぎ、豆腐を入れた鍋にスライスしたゆずをたっぷりと散らし、ポン酢と大根おろし、ゆず果汁を合わせたタレにつけて食べると美味しいですよ。 【ゆずのホットジュース】 みかん1個に対してゆずを半分の果汁を絞り、お湯で割ったホットジューズは、風邪のひきはじめにもピッタリの飲み物です。お好みではちみつを入れると、喉にも優しい効き目のジュースになります。しょうがの絞り汁を少し入れれば、体を温める効果もさらに高まります。 体が冷えて関節の痛みが強くなりがちな季節に、ゆずはまさしくうってつけの食材です。血行促進効果で体も心もポカポカに温まってくださいね。 免責事項 このサイトは、膝痛に関する情報提供を目的としております。 ■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての膝関節症について効果を保証するものではありません。 ■ 膝痛には様々な原因がありますが、まれに重大な病気やケガなどが原因となっている場合があります。万が一そのような病気やケガが発見された場合は、医師の指示に従い、原因となっている病気やケガの治療に専念してください。 ■ あらゆる病気やケガの回復には個人差がありますので、効果の保証は致しかねます。ご自身の責任においてご参考ください。 ■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。 【理学療法士監修】寺﨑 裕亮 Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it ひざ治療 ひざ治療 ショウガで体の中からぽかぽかに 干ししいたけ酒でひざの痛みがラクに 関連記事一覧 豆乳野菜ジュースでおいしくヘルシーにやせる 2020.04.27 ショウガで体の中からぽかぽかに 2020.03.09 はちみつしょうが酒で体温上昇 2020.03.30 家庭にあるものを使って運動効率をアップ 2019.12.16