キムチ生姜のあたため効果

キムチ生姜のあたため効果

お漬物は好きですか?最近の発酵食品ブームで、その健康的な価値が見直されています。中でも腸活に、ダイエットにと注目されているのが、韓国のキムチです。

今回はそんなキムチの栄養効果をさらにパワーアップさせる、ひざ痛の方にもぴったりの食べ方をご紹介します。

キムチ生姜で悩ましい冷えと決別

昔は日本の食卓には欠かせなかったお漬物。現在ではあまり食べないという方も増えているようですが、優秀な発酵食品としてその価値が再認識されてきています。特にキムチは、腸内環境を良くしたり冷えの改善に役立つとして、ひと際人気になっています。

さむーい冬にはアツアツのキムチ鍋が最高!という方も、多いかもしれませんね。さてそんなキムチですが、あたため効果と乳酸菌による発酵パワーで、ひざ痛で悩む方にも多くのメリットがあることをご存知でしょうか?

キムチの辛味や刺激のもとになっている生ニンニク生生姜唐辛子などには、体を温める効果がある他、活性酸素を抑える代謝を高める免疫力を高める、などのさまざまな働きがあります。

またキムチの持つパワーの源は、独特の乳酸菌の存在です。キムチにたくさん含まれている「ラクトバチルス」という植物性の乳酸菌は、胃酸に強く生きたまま腸まで届くと言われる、とても強い菌なんです。この強い乳酸菌が大活躍して、善玉菌を増やして腸内をキレイにしてくれるんですね。

なんとキムチは、世界五大健康食品の一つとして認定されているそうです。そこでそのキムチの健康効果をさらにパワーアップさせて、代謝アップや抗炎症作用の強化、体重減少の手助けなどをしてくれる食べ方をご紹介します。それが「キムチ生姜」です。

キムチにしょうがを加えて一緒に食べることで、お互いの相乗効果が働いてさらに強い力を発揮してくれます。しょうがには炎症を鎮めて腫れや痛みをラクにする効果や、血液サラサラ効果体を温めたり体の酸化を抑える効果があると言われています。

さらにこの組み合わせには、体を温める機能をより効率的にさせるという意味もあります。とうがらしは食べるとすぐに体を温めてくれますが、しょうがはゆっくりと効果が出はじめてそれが4~5時間続きます。つまりすぐに体が温まって、それが長く続くという組み合わせなんです。

キムチ生姜の作り方

作り方は簡単で、すりおろしたしょうがをキムチに混ぜて食べるだけ。これならいつでも手軽に作れますよね。

もちろんキムチも食べ過ぎると胃に良くない影響があったり、塩分の撮りすぎなどにも繋がりますから、適量を守ることは大切ですが、どうせ食べるならより効果的な組み合わせで食べたいですよね。

ただしこのキムチの効果を実感するには、ひとつ注意することがあります。それはキムチの選び方です。日本のキムチと韓国のキムチにはその定義に違いがあって、スーパーなどで売られているキムチには日本製の発酵していないキムチもありますのでご注意ください。

韓国のキムチは発酵のもととなるヤンニョムという合わせ調味料に、4~5日以上漬けて、しっかりと発酵したものでないと、キムチとは認められません。棚に並んでいるキムチを選ぶときには、発酵しているキムチなのか、そうでないのかを見極めて決めるようにしてくださいね。

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【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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