腱鞘炎予防のためのストレッチ

腱鞘炎(けんしょうえん)

1日の終わりに体の筋肉をほぐすストレッチはしても、指や手首のストレッチまでしている人は、あまりいないのではないでしょうか。

指や手首は、日々の仕事や家事の細かい作業で意外と酷使されているのですが、普段はあまりそのことに気が付かないものです。

指や手首のストレッチは、腱鞘炎の予防ケアとして有効ですので、普段から手をよく使っている方は、ぜひ生活習慣として取り入れてみましょう。

腱鞘炎予防のためのストレッチ


ストレッチは、深呼吸をしながら、20~30秒くらいかけてゆっくり行います。

そして、必ず左右の手を対象に行ってください。

1.手首のストレッチ

(1)片腕を体の前に出し、手のひらを外へ向けます。そして、反対の手で手首を手前に倒すようにして、伸ばします。

(2)親指を内側に入れて握ったまま親指側を上にし、手首を小指側に倒しながら伸ばします。この時、反対の手で手首を軽くつかみ、肘を前にゆっくり引っ張るようにしながらやると、効果的に伸ばすことができます。

2.指のストレッチ

指を一本ずつ軽く引っ張りながら、付け根の関節を伸ばします。

そして、そのまま腕全体の力を抜いたら、指を持ったまま軽く揺らします。

5本の指すべてでこの動作をしてください。

3.手の甲のストレッチ

両手を重ねるようにして、指と指を交互に重ねます。

手の甲に見える指の骨と骨の間にある筋肉を、反対の手の指で擦るようにしながら揉んでいきます。

手を広げて、5本指を一度にやると効率がよいです。

腱鞘炎で痛む場合はストレッチなどもせずに安静にするのが大事


今すでに腱鞘炎の場合は、ストレットなどをしないようにしてください。

腱鞘炎=炎症を起こしている状態なので、痛みが落ち着くまでは安静にするのが大事です。

腱鞘炎で痛みを感じるままで動かしてしまうと症状が悪化する場合もあるので注意してください。

腱鞘炎は予防できる!普段からの予防が大切

腱鞘炎は以前までは一部の人だけがなる職業病でしたが、最近は長時間パソコン作業をしたり、育児や家事で指や手首を使い過ぎる方の中にもだんだん増えてきました。

もし、あなたがそのような仕事や環境にいるのであれば、腱鞘炎になるリスクが高いことを自覚し、早めに予防対策をしておくとよいでしょう。

腱鞘炎は、指や手首の使い過ぎによって、腱と腱鞘に過度な負担がかかったことが原因で引き起こされますので、最も有効な予防対策は、指や手首を使い過ぎないことです。

今回紹介したストレッチなども行いながら日頃から予防するようにしてください。

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【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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