腰痛になった時は病院の何科に行くべき?まずは整形外科がおすすめ

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腰痛(ようつう)

「何だか腰が痛いな・・・」と感じた時、皆さんはどのように対応されますか?

おそらく、安静にして自宅で少し様子をみるという方がほとんどでしょうが、痛みがひどかったり、長引いたりする場合には、何か別の手立てを考えなければなりません。

腰痛を緩和させるために、マッサージや整体等の民間療法を試してみることもあると思いますが、「根治」の観点から言えば、病院を受診して原因を特定し、それに合った治療を受けるのが一番です。

腰痛時は何科に行く?

腰痛の際に病院に行くにしても、「一体何科に行けば良いのか?」と悩まれるかもしれません。

病院に行っても「ウチでは診られないから」と断られてしまっては、ムダ足になってしまいますね。

腰痛時に受診すべき科は痛みの原因にも依りますが、まずは「整形外科」が良いでしょう。

整形外科は、骨や関節等の骨格やその周辺の筋肉、神経系等、幅広く「運動器」の病気を扱う診療科ですから、腰痛治療にマッチする可能性が高いと言えます。

もちろん、万が一、腰痛の原因が整形外科の専門外であっても問題ありません。

整形外科でひと通りの検査を経て痛みの原因を明らかにした後に、そのまま整形外科で治療するか、それとも別の科にかかる必要があるのかを指示してもらえます。

腰痛に対し、整形外科ではどんな治療をする?」

腰痛で整形外科にかかった場合、前述の通り、まずは痛みの原因を探るところから始まります。

医師による症状の聞き取りや身体の診察、レントゲン撮影と血液検査、場合によってMRI検査が行われることもあります。

病院に行ったからといって、手術が必要なわけではありません

「病院に行ったら、すぐに手術を進められるのでは?」という不安から、なかなか整形外科に足を運べない方も多いようですが、この点については過度に心配することはないでしょう。

整形外科は「外科」と名がつくことから「手術」が連想されがちですが、初診の方ですぐに手術をするケースは全体のおよそ1割とごく稀。

大半の方は手術をすることなく、継続的な治療や経過観察によって症状の改善をしていきます。

腰痛時、整形外科への上手なかかり方


整形外科で適切な腰痛治療を受けるためには、「痛みの伝え方」が重要です。

整形外科受診時にスムーズに症状を伝えられる様、受診に先立ち、以下のポイントについては具体的にまとめておくと安心です。

✓ いつから痛いのか
✓ どんなきっかけで痛みが生じたのか
✓ どこがどのように痛いのか
✓ どんなときに痛みが強くなるのか
✓ 痛みの生じ方は継続的か、それとも瞬間的か

また、受診した際、医師が問診を疎かにしたり、身体診察を十分に行わなかったりという状態で、やみくもに検査ばかりを勧めてくるようであれば、他の整形外科の受診を検討した方が良いでしょう。

大半が原因不明といわれる腰痛の治療では、医師が患者の状態を正しく把握することが適切な治療の実現の第一歩です。

また、腰痛治療は長期に及ぶことも少なくありませんから、医師と患者の信頼関係の構築は不可欠と言えます。

免責事項
このサイトは、腰痛に関する情報提供を目的としております。
■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての腰痛について効果を保証するものではありません。
■ 腰痛には様々な原因がありますが、まれに重大な病気やケガなどが原因となっている場合があります。万が一そのような病気やケガが発見された場合は、医師の指示に従い、原因となっている病気やケガの治療に専念してください。
■ あらゆる病気やケガの回復には個人差がありますので、効果の保証は致しかねます。ご自身の責任においてご参考ください。
■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。

【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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