肩こりからくる頭痛と言われる「緊張性頭痛」とは?

ハイアーチ

長時間のデスクワーク、パソコンを使った作業がごく一般的になった今、肩こりはもはや私たちの生活とは切っても切り離せない現代病の代名詞として知られています。

しかしながら、誰でも感じている痛みだからといって、肩こりを放置するのは厳禁です。

肩こりが慢性化するとやがて頭痛に発展し、やがて日常生活にも支障をきたすようになります。

本日は、肩こりからくる「緊張性頭痛」について解説しましょう

肩こりが原因で頭痛に?「緊張性頭痛」が生じるメカニズム

肩こりと頭痛というと、一見すると別々のお悩みの様にも感じられるかもしれません。

頭痛にはいくつか種類がありますが、このうち緊張性頭痛は、肩こりが原因で生じる頭の痛みとして知られています。

頭痛でお悩みの方の8割はこの緊張性頭痛を感じているとの報告もあり、私たちにとっては比較的身近な悩みといえるでしょう

緊張性頭痛の原因は「肩や首の血流の悪さ」にあり

緊張性頭痛は筋収縮頭痛とも言われ、首や肩の筋肉が収縮し、こりがひどくなることにより引き起こされます。

首や肩の筋肉がこり固まって緊張状態になり、血流が悪化すると、大後頭神経(首の後ろから頭の筋肉を支配している神経)が締め付けられて頭部に痛みが生じるのです。

緊張性頭痛の特徴は「両側、もしくは頭全体に生じる痛み」

緊張性頭痛では、ジワジワとした痛みが両側もしくは頭全体に生じます。

日本人に多い頭痛に「偏頭痛」がありますが、これは頭の片側のみに痛みが生じることが多く(両側が痛む場合もあり)、緊張性頭痛による痛みの出方とは異なります。

また、頭重感、圧迫感、締め付け感のある痛み、肩こりや目の疲れ、耳鳴り、めまいなどを伴う点も緊張性頭痛の特徴です。

緊張性頭痛の解消は、「肩こりの改善」から


よく、頭痛を感じると鎮痛剤を服用して痛みを和らげる方がいますが、肩こりや首のこりといった根本原因を改善させなければ、鎮痛薬の効果が切れた時に再び症状がぶり返します。

肩こりの改善に効果的なのは、「姿勢を正しく保つこと」や「枕の高さ調節」「ぬるめのお湯での入浴」等です。

普段から意識して肩こりにならない対策を

デスクワーク等で長時間同じ姿勢となる方であれば、1時間に10〜15分ほど休憩をはさみ、両手を回したり、背伸びなどで体をほぐしたりすると、筋肉の緊張が和らぎ、血行が改善されます。

加えて、ぬるめのお湯に浸かる、定期的にマッサージを受ける等でも、血行が良くなり、肩こり解消につながります。

「身体に合っていない枕」も肩こりの原因に

枕が高すぎ無理のある寝姿勢になっていないかを確認し、必要に応じて調整されることをお勧めします。

頭痛が特に強い場合には、受診を検討されると良いでしょう。

病院で、肩の押して痛い部分、頭痛の原因となっている大後頭神経部位にトリガーポイント注射をしてもらうことで、痛みの改善が期待できます。

さらに、緊張型頭痛には漢方薬の服用が効果的なケースが多いため、専門医の処方を受けるも得策です。

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【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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