肩こり解消には枕選びが重要!枕の選び方を解説 2022.09.19 HOME ブログ 肩こり 肩こり解消には枕選びが重要!枕の選び方を解説 肩こり 慢性的な肩こりに悩まされている、朝起きた時にどうも肩が痛い・・・ そんな肩こりの原因は「枕」にあるかもしれません。 枕なんてどれでも良いと思っていませんか? ところが、「ご自身の身体に合った枕を使わない=無理な姿勢で眠ること」であり、肩こりの他、疲労を蓄積させることにもなりかねません。 肩こりと枕の関係性や、肩こり解消のための枕選びについて理解しましょう。 なぜ、枕が肩こりの原因になるの? 肩こりは首や肩周辺の血流悪化によって引き起こされますが、血の巡りが悪くなる背景には「姿勢」が大きく影響しています。 一般的に、肩こりが生じやすい姿勢の代表格といえば「猫背」です。 肩甲骨が外側に開き、肩が前に出て、背中が丸まった状態になることで、首や肩周辺に負担が生じ、血流が悪くなります。 姿勢には、立ったり座ったりしている際のポジションの他、「寝姿勢」というのもあります。 身体に合わない枕を使うことで、猫背同様、肩甲骨が外側に開いている状態が維持されてしまうと、寝ている間にも血流悪化が引き起こされることになり、結果的に肩こりが生じてしまうのです。 肩こりが起きにくい枕選びのポイント 寝ている間の肩こりを解消するためには、身体に合った枕を使うことが何より大切です。 枕選びの際にはここでご紹介するポイントを実際に確認しながら、正しい寝姿勢を維持できるものを選びましょう。 首のカーブを無理なく維持できる枕の高さ 枕選びで最も重要なのが、「高さ」です。 高さのあっていない枕は、血流悪化のみならず、首に痛みを生じさせたり、頭痛の原因となったりするため、百害あって一利なしです。 理想的なのは、首のカーブが自然な形で維持されるような、首の形に添うような形の枕。 もちろん、人によってフィットする高さは異なりますが、華奢な方であれば5㎝、標準的な体格の方であれば6㎝、体格がよい方であれば7㎝を目安に、適切な高さの枕を選べるようにしましょう。 寝返りを打ちやすい枕 就寝中にしっかり寝返りを打つことは、寝ている間の血流悪化の防止につながります。 頭が固定されるような中央のくぼみの深い枕、柔らかすぎる枕は、寝返りを妨げるのでお勧めできません。 就寝中に頭が沈み込み過ぎないためにある程度の硬さがあること、寝返りを打っても頭が落ちない程度に横幅があること等、「寝返りの打ちやすさ」の観点から枕選を選びましょう。 頭にフィットした形が維持される、耐久性のある枕 最後に、こだわって選んだ枕の形が長期間維持されるような、耐久性のある枕であることも肝心です。 購入時にはしっかり首にフィットした枕でも、すぐに変形して寝姿勢を保てなくなったり、へたって寝返りが打ちにくくなったりするようであれば、すぐに買い替えなければならなくなります。 パイプやファイバー等、耐久性の高い素材の枕を選ぶのがポイントです。 免責事項 このサイトは、腰痛に関する情報提供を目的としております。 ■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての腰痛について効果を保証するものではありません。 ■ 腰痛には様々な原因がありますが、まれに重大な病気やケガなどが原因となっている場合があります。万が一そのような病気やケガが発見された場合は、医師の指示に従い、原因となっている病気やケガの治療に専念してください。 ■ あらゆる病気やケガの回復には個人差がありますので、効果の保証は致しかねます。ご自身の責任においてご参考ください。 ■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。 【理学療法士監修】寺﨑 裕亮 Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 肩こり 肩こり 肩こりに効果的な食べ物をご紹介!ビタミン不足は要注意! その肩こり大丈夫?内臓が原因の可能性も・・ 関連記事一覧 肩こりの原因とその対策とは? 2022.07.11 肩こりで息苦しい場合は、浅い呼吸になっているかも 2023.01.16 肩こりからくる頭痛と言われる「緊張性頭痛」とは? 2022.07.04 肩こりで顎の痛みがある場合は「顎関節症」を疑うべき 2022.11.21