肩こりで息苦しい場合は、浅い呼吸になっているかも

肩こり

慢性的な肩こりにお悩みの方の多くが、呼吸が浅い傾向にあると言われています。

「肩こり」と「呼吸」は、一見すると何の関係もないように感じられますが、実は両者は密接に関わり合っているようです。

肩こりで息苦しさを感じている方であれば、まずは浅い呼吸の改善に努めることで、辛い症状が良くなっていく可能性があります。

肩こりと息苦しさの関係

肩こりの主な原因は「血流の悪化」ですが、血流が悪くなる背景には「浅い呼吸」が大いに影響しています。

呼吸が浅くなると、酸素を十分に取り込むことができず、血液中の酸素濃度が低下します。
そうすると、血流が滞り、こりの原因を作る疲労物質が上手く輩出されず、結果的に肩に痛みが生じるようになるのです。

このように、浅い呼吸による息苦しさは肩こりの原因と考えることができます。

肩こり解消のために、息苦しさを改善しよう

辛い肩こりを解消するためには、息苦しさの原因となる浅い呼吸を改善し、身体に十分な酸素を行き渡らせることが不可欠です。

呼吸を深くするために、姿勢を正すこと

肩が丸まった姿勢では、肺が最大限に機能せず、呼吸が浅くなりがちです。

「猫背」という言葉は昔からありますが、スマホ利用がすっかり当たり前になった今日では、肩が内側に入った巻き肩を多く見かけるようになっています。

「自分も姿勢が悪いかも」と感じる方は、立っている時も座っている時も、正しい姿勢の維持を心がけるようにしましょう。

肩こり解消のための正しい立ち姿勢

耳の後ろをまっすぐ上から引っ張られている感覚で立ってみます。

このような姿勢が維持されることで、自然とあごが引かれ、胸が開き、正しい背骨の位置に近づきます。

座り姿勢にも注意が必要

座る際には、椅子に深く掛けるのではなく、椅子の真ん中に腰掛けるようにします。

あごは軽く引き、立ち姿勢同様、頭は上から引っ張られているイメージで座ると良いでしょう。

この時、「骨盤を立てる」ことを意識すると、正しい座り姿勢を維持しやすくなります。

スマホを操作する際、「前かがみ」は厳禁

先ほども少し触れたとおり、スマホを操作する姿勢は巻き肩の原因となるので注意が必要です。

スマホの画面を見る際にはつい前かがみになりがちですが、目線と同じ高さで画面を見るようにすると良いでしょう。

肩こりや息苦しさに効くストレッチ


肩こりや息苦しさを感じた時は、ストレッチによって凝り固まった筋肉をほぐすことで辛い症状が緩和されます。

深呼吸をするだけでも肺周りの筋肉がほぐされますが、このページでは背中や胸の簡単なストレッチをご紹介しておきましょう。

背中や胸の筋肉に効くストレッチ

1 椅子に座り、肩幅に合わせて脚を広げます
2 手は頭の後ろで組み、背もたれから背中を離します
3 両肘を外側に広げ、肩甲骨を引き寄せるように、胸を張ります
  この状態で10秒キープし、ゆっくりと姿勢を戻します
4 3の動作を5回ワンセットで行います

「肩こり」と「呼吸」は密接に関わっているので、肩こりで悩んでいる場合はぜひ上記の方法を試してみて頂ければ幸いです。

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【理学療法士監修】寺﨑 裕亮

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